「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」と「クラッシュ・バンディクー」


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ユニバーサル・スタジオ・ジャパン とは?
2001年3月31日に日本の大阪にオープンした「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」はアメリカ発のテーマパーク。ハリウッド映画をテーマにした大型アトラクションやドリーム感あふれるエンターテイメントが充実し、おなじみの人気キャラクターたちと出会うことができる。さらに1年を通して季節ごとにイベントも体験することができるのだ。

テレビゲームの枠を飛び出しパークに登場!
そして近年はハリウッド映画だけでなく、ゲーム作品からも多くの仲間が登場。すっかり恒例となったスペシャルイベント「ユニバーサル・クールジャパン」では、「モンスターハンター」や「バイオハザード」など。そして、エリア「スーパーニンテンドーワールド」も開業し、2023年からはじまった「NO LIMIT! パレード」では「マリオカート」と「ポケットモンスター」も登場。今ではハリウッド映画だけでおさまらず、多くのゲーム作品も加わった大型テーマパークとなっているのだ。

そんな「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」には、2001年の開業当初から唯一のゲームキャラクターとして、我らがヒーロー「クラッシュ・バンディクー」が登場していたのだ! キャラクターグリーティングはもちろんのこと、パレードにも参加したクラッシュくん。パーク内ではクラッシュ・バンディクーグッズの販売も行われた。そんなクラッシュくんの活躍を振り返ろう!

 

公式ページの紹介


クラッシュ・バンディクー Crash Bandicoot(男の子)
家族:妹のココ・バンディクー(兄と違ってパソコンを使いこなす天才)
欠点:息継ぎが下手でカナヅチ
まっすぐな性格のおバカさん
バンディクーという動物だったが、悪者・コルテックスの洗脳する機会によって逆に正義に目覚める。一直線な性格が災いして恋人に振られたことも。
(この項目の画像と記載内容は当時の公式サイトのもの)


キャラクターグリーティング

クラッシュくんと ふれあおう!
2001年3月31日〜2012年4月25日
クラッシュ・バンディクーは「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の入口ゲート付近、ハリウッドエリアで不定期でキャラクターグリーティングが実施された。 ダンスが得意でパークの来場者を見つけるとダンスを披露してくれるほか、一緒に握手や写真撮影をすることもできた。 さらにおなじくハリウッドエリアで会うことのできた「ウッディー・ウッドペッカー」「ウィニー・ウッドペッカー」「チリ―・ウィリー」の3人と一緒に行動している姿も多く見られた。(画像は2005年の「ユニバーサル・ワンダー・クリスマス」のもの)
キャラクターグリーティングは2001年3月31日〜2012年4月25日まで実施。なお、終了日は目安で、公式への問い合わせでは4月末でクラッシュ・バンディクーは卒業したと案内されている。



ハリウッド・プレミアム・パレード

リズムにノリノリなクラッシュくんに注目!
2002年4月27日〜2004年8月31日
映画監督の姿をしてカチンコに乗る「ウッディー・ウッドペッカー」を先頭に、様々な名作映画のシーンを再現したフロートが登場するパレード。クラッシュ・バンディクーは陽気なポリスに先導され、高らかなファンファーレとともに「ウッディー・ウッドペッカー」「ウィニー・ウッドペッカー」の二人と先頭のユニットで登場。リズムにノリながらダンスを踊ったり、周囲の人の写真撮影に応じながらパレードに参加していた。 全行程900mのこのパレードには、スヌーピー、セサミストリート、ベティ・ブープ、ハムナプトラ、E.T.、ジュラシック・パーク、シュレックなども参加し、のべ100人のエンターテイナーによって1日に1回〜2回実施された。
 


トリビア

>>>登場から卒業まで
●パークの開園に先駆けて、2002年6月7日ユニバーサルスタジオコンシューマー・プロダクツジャパンが、「クラッシュ・バンディクー」をユニバーサルキャラクターの一員として加えることを正式に発表。「ウッディ・ウッドペッカー」や「E.T.」とともにUSJを中心に「クラッシュ・バンディクー」のおもちゃやグッズ販売などで、これまで以上に幅広い展開を行っていく方針を発表した。
●日本に先駆けて、海外の「ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド」で「クラッシュ・バンディクー」は登場している。また、SCEの企画のひとつで日本版デザインの着ぐるみクラッシュくんが、アメリカのノーティドッグを訪れるものがあり、その際には「ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド」で現地の着ぐるみクラッシュくんとの共演も実現した。この様子は当時のノーティドッグ公式サイトで紹介されていた。
●「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」からの卒業は、2012年4月に「クラッシュ・バンディクー@応援アカウント」が未確認情報として伝え、その後当サイトがUSJに問い合わせを行ったことで判明した。公式から正式なプレスリリースなどはなく、公式へ問い合わせがあった場合は2012年5月以降は「クラッシュ・バンディクーはUSJを卒業した」と案内している。
●正確な日付は不明なものの、「ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド」からも2012年を最後にクラッシュ・バンディクーは登場しなくなっている。

>>>デザインについて
●「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」で使用されたクラッシュ・バンディクーの着ぐるみは、「ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド」で使用されたものと共通のデザインとなっている。ゲームのプロモーションで使用されていたものとはまったく異なるデザインとなっている。


>>>そのほか
●ユニバーサル・スタジオ・ジャパン公式となっている「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン公式ハンディブック<新改訂版>」(2003年)、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン公式ハンディブック【大改訂版】」(2005年)、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン公式 キャラクターガイドブック」(2007年)、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン公式 ガイドブック」、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン【公式ミニブック】」(2004年)、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン【公式ミニブック'09-10 改訂版】」(2009年)、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン【公式ミニブック2010-2011 改訂版】」(2010年)では、USJのキャラクターのひとりとしてクラッシュ・バンディクーの紹介がされている。



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